空中日記

日記というからには毎日書きたい

0149 この夜は僕のもの

夏はけっこう好きだ。昨日、昼間に街へ繰り出したときにはそのあまりの暑さに驚いたけど、冬の寒さのほうが堪える体質だからなんというかまだ許せる。日陰入ってビール飲んどけばOK余裕ってなノリで凌げるじゃないですか!ね?違います??

昨日の夕方バーベキューに急に誘われた。広瀬川の河原の空気感がとても良かった。既に街中でけっこう呑み倒してきたあとにいったので、昨日の胃袋はとっくにパンパンで全然喰えなかったけど、肉(買いまくり)と魚(川で手づかみで鮭取っていた)とたっぷりで驚いた。yodareの堀内君もいたのでフジロックの話を聴いた。wilcoに相当影響を受けてきたらしい。薦めて良かったな。

最後、疲れて寝て迷惑なるの嫌だからサクっと帰っちゃったの、今思えば勿体なかったな。それで帰り道に聴いてたのがコレです、ナードマグネット。ギターがガッチリ鳴ってるポップで泣けちゃうナンバーが欲しくなるのだよ夏の夜には。一生こういう音楽とは付き合って行けるわ。

8月11日のスモールワンのライブへ向けて練習をしている。歌いながらベースを弾くのはやっぱりとっても難しいけど(かつてやっていたどのバンドよりもコーラスのパートがある)、練習してうまくやれるようになるとものすごく楽しい。ちょっと難しい数学の問題を解けたときと同じような気持ち良さだ。この気持ち良さをいま知れたのは良かった。新しい境地見つけた感あるのでライブも楽しめたらいいなと思っています。

0148 歌を歌うときは

というわけで、ソロ活動の名義を「スモールワン」と変えたクドウヒロオさんの後ろでベースを弾きます◎僕とっても顔色悪そうに見えますが元気です。この写真撮ったときも練習だったんですけど楽しかったです。

ユッキー君のコーラスの声色が聴き捨てならない美声だったことが驚きでした。常々言ってきてるけど、ホント僕自分の声が嫌いです。ビデオとかライブ映像とかで自分の声聴くとものすごく落ち込みます、自分の耳で聴こえるそれとだいぶ違うもんじゃないですか、だからそれを思い知らされるのがたまらない。ユッキー君うらやましい。

コンタミントの久々の企画ということで…。ボーカルのはんだ氏はSNSとかで自分のことやバンドのことをしっかり言葉に残すタイプの人だと思うんだけど、それを見なくても出演するメンツの音楽を聴いてるだけで、これからどういうふうに音楽・バンドをやっていきたいのかな…ってのがなんとなくわかる気がします。そんくらい饒舌だなあと思いました。最近全然会ってない(最後に会ったの、たまたまそばの神田で食ってるときくらいじゃないかなもしかしたら)から本当のところはどうなのかは分からないので、もし違うようならごめんなさいだけど、でもそんなことを思ったなあ。

なんにしても世代近いバンドには良い音楽作り続けてほしいし良いライブやっていて欲しいと思ってます。その第一歩にほんのちょっとでも携われるってのはありがてぇことだね。続けるってことはハードだけどビューティフォー。

個人的には、まだ見たことなかったkaroni、ぜひ見てみたかったので嬉しい。はんだ氏が絶賛してたの見てYoutubeの音源聴いたらこんなバンドあったのか素晴らしいなと思ったので。これまたありがてぇことです。

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それはそうと昨日からフジロックですね。両手で数えきれないくらいの僕の友達先輩後輩が見に行ってるようです。いまさらだけど悔しくなってきた。僕の魂は苗場にブン投げています。

前夜祭の日に堀内君(yodareのギター。今頃修行僧のようにステージ駆け回っているのでしょう…)から「ヒロトベンジーと民生でラモーンズやってる」という連絡が来て、程なくしてその演奏シーンがツイッターとかで出回ってたの見たけど、どうしてもベンジーのなんとも言えない体型具合が目についてなんとも言えなくなった。オッサンっぽくも見えるし、なんだか赤ちゃんっぽくも見えるというか。ヒロトの変わらなさ具合がその思いに拍車をかけたのでありました。相手が悪かった。

0147 浪漫を叫ぶよいつまでも

ソンソン弁当箱の企画を見に行った。町田康とチョモランマトマトを一緒に呼んじゃうカジカ君の感性はさすがだと思った。カジカ君のパフォーマンスも新たなフェイズに入っていて、やっぱりバンドやバンドのメンバーってのは日々刻一刻変化していくものだよなと改めて思ったのでした。

最近は直接誘ってもらったり自分が行きたいと思ったりしたイベントの大体は見に行けてるのだけど、どんなんでも終わった後に感じることは

「ぬあー俺もライブしたい、っていうかこのイベントに俺出たい」

もうこれ。これに尽きる。めちゃくちゃとんでもなく凄いライブけっこう見たけどそれで怖気づくとかもうやりたくなくなるとかそういうのはまったく起きないのが自分でも不思議である。そういうところだけはツラの皮が厚いんだと思う。

yodare、けっこうイベント誘って頂いてたんだけど、どうしても予定が合わなかったりして結局この先なんもない感じになっちゃったので、これからも誘ってもらえるようにいろいろやらねば。。と思ってます。近況をいうと、新曲作りの一環として、どこかの国名を挙げてその国を頭に思い浮かべながらジャムセッションをしています。今のところ「シンガポール」が一番形になりそうです。次のスタジオでは「ペルー」あたりチャレンジしたいと思っています。

ライブやりたい!だけではつまらないので、今年中にやっておきたいことをまとめておこうと思う。もう2016年が半分終わることだし。

1.桃太郎電鉄99年プレイ達成
ワタシという人間を語る上で欠かすことのできないゲーム、桃太郎電鉄。受験期に模試で地理の偏差値70台をゲット連発してたのはこいつのおかげ(ちなみに他はズタボロっす)。それこそ義務教育時代を謳歌していたころからいつか達成したいと思っている夢であり、達成できずにいる夢であり、どんどん自分の中でハードルが上がっているものなのである、99年プレイというのは。絶対一人ではダメ、目的を完遂したという達成感を仲間と共有したいのだ。俺含め4人。やっぱりロックンロールバンドは4人がカッコイイ(関係ない)。PSPとかだとアレなのでPS2のラスト作桃鉄16でいこうと思う。どうやらスムーズにいって39時間かかるらしい。月イチくらいで集まって酒のみながら1年かけて達成できたらメチャクチャ楽しいと思うんだけどな~。今からひと探しをはじめようと思ってる。バンドメンバーを探すかのような気分だ。誰かやりましょうよマジで。

2.買っといて読んでない小説たちの読破
ブックオフとか行ったときにジャケ買いならぬタイトル買いしたやつや、友達から薦められて買った本が相当数たまっているのでいい加減読んでやらねばと思っている。サガンの『悲しみよこんにちは』とかずっと読みたいと思ってるし本棚にきちんとおいてあるのにもかかわらず、なぜか時間があるときに限って気が乗らず放置している。なんというか、うまいこととっかかりがないと読む気が起きないのだ。不思議だ。来週と東京行くので移動中に読めたら良いなと思っている(仕事の日はたぶん無理)。でもそういってバッグから漏れるのがいつものパターンだからなーんーむ。

3.アナログプレーヤーの購入
ボーナスはそれにあてます(断言)。昨日プラスチックソウルの小原さんとイタガキさんと呑んだときにその話になって改めて購買意欲が湧いた。棚から一掴みして針を落として音楽を聴くという行為そのものが豊かなのだと思う。

ホントはもう2つくらいあるんだけどそれはまたおいおい。改めて痛感しているのは、俺がおもろいと思えることって友達や仲間といった人の力が必要なのだなということ。1人でなんかして楽しいってことがもうほとんどない、せいぜい旅やラーメン喰いに遠くまで足伸ばしちゃうときぐらいのものですわ。桃鉄のくだりでも書いた通りなんか一つの目標に向かってみんなで頑張っちゃう的なのが好きなんだと思います。バンドなんかもそれと同じなのかもしれません、ネ。

0146 終戦記念日までに

久しく会っていない友達のことを考えている。そしたらそいつらとつるんでいたときに流行っていたりCMでよく流れてたり周りのコピバンがこぞってやってたりしてたような曲が聴きたくなってYoutube漁ってた。とりわけSHAKALABBITSのプロモ(MVっつーかプロモってのがしっくり来ますよネ)についてくるコメントがいちいち香ばしくてたまんねーってなった。

この前、Setmonoのハヤシ君と久々にラーメン喰ったり飲んだりしてきたのだけど、そのときに「や~もうネバヤンだD.A.N.だSuchmosだとかって、もう一世代新しいの出てきちゃったよな俺らの世代の時はオルタナティブがどうたらこうたらとかつってうんぬんかんぬん」みたいなことを話したのですよ。日々イケてるもんを見つけて追いかけることができるのはとても幸せなことだなと改めて思いました。

0145 ディストピアみてえな市街地

ギターウルフがバーランにきていたけど仕事でいけなかった。これを書いてる23時15分、いま終わったところ。現場仕事で苦労した経験を就活サイトみたいなやつのインタビューで語っていたセイジさん、やっぱり根は真面目な人なんだなって思ったな。僕も真面目にやるときはやろうと思うよ。あ、そういえばあの葛岡のゴミ焼却場はセイジさん作ったらしいよ。めっちゃ感謝。

食べる量を控えてるのは良いけど、その分刺激を辛いものに求めだしてはや一年。東京行くたびに中本の一番辛いの食べてたし、仙台でも四川料理とか辛いラーメン(担々麺とかスーラータンメンとかそういうやつ)についつい手を出してしまう。案の定1時間とせずトイレと仲良し状態。ただでさえお腹弱いんだからどうにかしないとと思う。なんか辛いものと太りそうなもの以外に夢中になれる食べ物探してます。

明日はくりぃむしちゅーのオールナイトニッポンだ!!!!

0144 ホントただの日記になってきた

祝☆しんきろうのまち新音源完成。ライブ見たくなりました◎『足りない』が最高。フルで聴けました。にしてもマジでなんで決まんないんだ正規ベーシスト。

差し入れでアイスの実みたいなシャーベット菓子を頂いたのだけどパクっとほおばってみたらドライアイスぶっこんでやけどしたかのような衝撃が口内を襲った。今もベロ先に違和感ある。マジでナイフみたいな舌触りだったな、おそろしい。

あと、もう本当に最近ホントに寝るのがはやくなった。寝ないと次の日なんもできない。6時半には起きて支度をはじめなきゃいけない生活になったってのがやはり大きい。みんなすげえよ日付変わるまで起きてるとかもう基本ムリっすわ。。

0143 酒気帯びが選ぶGRAPEVINEの10曲(2016年6月現在)

01. 無心の歌
02. 君を待つ間
03. SPF
04. きみが嫌い
05. ふれていたい
06. 手のひらの上
07. lamb
08. 光について
09. here
10.  鳩

最近Twitterの自分のタイムラインで「#GRAPEVINEの曲から10曲選んで趣味を晒す」というハッシュタグが流行っていた。このブログをずっと読んできたひとならわかると思うけど、このGRAPEVINEっちゅーバンドだけには目線がミーハーになっちまうというか、自分の価値観や行動原理に大きく影響を受けており、心の中のやらかい場所を締め付けられまくりなのです。ちなみにSetmonoというバンドで一緒にやってたドラムのハヤシ君なんかはTHE NOVEMBERSがその対象らしい。その話を聴いた当時なるほどね~って思ったものだ。あの人全然髪長くないけど。

んで、これである。あえて10曲に絞ってみた結果、先に触れた「価値観や行動原理」に響いてきやがった曲たちばかりになった。「僕とはこういう人間です」と説明するのならば、下手に自分の言葉を使って話すよりもずっと「こういうの好きなやつです」と言ったほうが分かりやすい気さえする。何度も触れてる通りかなりパーソナルなところに引っかかるものばかりなもので、これを「ああいいよね分かるわかる」と言われすぎるのも釈然としないんだろうなとか思ったりもする。「なんも分かっちゃいねえよコノヤロウ!」となってしまうのかもしれない。めんどくせえな。

でも、なんつーかそういうことなんです。素直になれなかったり、物事の筋を理解しているはずなのに「それでも」と感じたりしているその心にGRAPEVINEの音楽はとてもマッチします。敢えて何かの言葉を使って形容するなら「それでも」の音楽。喜怒哀楽だけでは計り知れない人の心のお伴をしてくれます。でも最終的に行くか戻るかやるか辞めるかは自分次第だぞと最後は言ってきます。そんな音とメロディーと言葉をこのひとたちは僕にはくれます。

とはいえ!です。先述のとおりホントただのいちリスナーとしてミーハーであるわけですが、音楽的な進化・深化の凄まじさも少しは触れたいところ。まもなくデビュー20年になるのにも関わらず、目立った活動休止がないままほぼ年イチペースでアルバムを作り続け、ライブツアーもしっかりやり遂げているところ、実はめちゃくちゃすごいんじゃないかと思うわけです。もうサポートメンバーと呼ぶにはあまりに存在のでかい2人含めた5人のバンドとしての充実っぷりはここ数年毎回ツアー見に行ってる者として実感しております。ずーっと右肩上がりを続けているような気がします。もっというなら14番目の月がフォーエバーに続いているという感じがします。ものすごく緩やかではあるのだけど、確実に上がり続けている。それが本当にすごい。解散マジ勘弁。

秋にトライセラと2マンやるみたいだからそれには絶対行こうと思う。この前のアルバムツアーは完全に失念していて、ライブやってるころには柏でバカみたいにハイボールずっと呑んでたからさ。