空中日記

日記というからには毎日書きたい

0024 昇龍

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昨日の鍋、とても楽しかったけど見事に写真は撮り忘れた。ゆっくり作っても15分くらいでできちゃう簡単なやつだったので、次作るときはもうちょい手の込んだものを作りたいと思った。今後もやるので、昨日の会場にはその鍋用の昆布が準備された(実際今回のためにたくさん買ってもらっていただけ)のでした。

鍋パが終わって、早歩きしても10分はかかるコインパーキング(まわりに全然ないのだ)までとぼとぼと歩く。台原駅からずっと道なりにいけばフォレオ(ラーメンビリーとかヨークとかあるところ)のほうに行くだだっ広い道を途中通る。地形に沿って家を建てまくっている(ソンソンのカジカ君がいうところの仙台のコンクリートジャングル)地区のど真ん中を突っ切るように作られていて、比較的スムーズに車が流れる道なので夕方あたりはかなり飛ばして走っている人が散見される。その道沿いには商店やコンビニがまったくないのでとても寂しい。夜中ということもあり車はほとんど走っていない。

道すがら、高校時代にもこの道歩いたことあるのをふと思い出した、それも昨日みたいな真夜中だ。そのときはクラス対抗の球技大会で自分らのとこが優勝したので、打ち上げだ!と、いかにもクラスの中心みたいなやつが主導になってけっこうな人数で国分町に行く計画を立てて実際行ったの(そのときが僕は初国分町)。んでぶんちょーの帰り僕を含めた何人かが自分の家には戻らないでそいつの家に泊まった。そのときに歩いたんだ。

一つのことを思い出すと芋づるのように前歩いていたときのことをいろいろと思い出す。警察なんかに見つかったらどうしようってえらく緊張してるところで、3人くらいが異様にテンション高くて余計に警察来たり近隣住民に怒鳴られたりでもしたらどうしようと不安になってたこと、そして当時の友人関係や個人で抱えてる悩みなんかも。あんまり今と考えてること変わんないのに気づいて、半分笑えて半分ヘコんだ。

たとえば受験期のこと。当時「なんで離ればなれになってからのことにそんな躍起になってるんだ今を楽しまんかいボケ」くらいに必死こいて勉強してる人に対して思っていたので、人前にいるときは勉強はそこそこに、できるだけ友達と受験期以前のような振る舞いをするようにしてた。休み時間に自習なんてしないし放課後残って勉強なんてこともほとんどしなかった。

勿論人の勉強のジャマをする気はなかったのだけど、俺は授業以外の時間も勉強がんばってるんだぞっていうことを軽いつき合いをしている友達にはとにかく見せたくなかったのだ。しゃくしゃく余裕でいたかったんですよ。

付き合ってくれる友達は要領が良いやつもいればAOとかで受かってあとは卒業までどうでも良いやつもいたんだけど、僕は本当は自分のことでいっぱいいっぱいだから家に帰ると疲れてしまってメシ食ってろくに勉強もせず寝ちゃうか、お互いに愚痴を言えるタイプの友達と遅くまでメールしまくってた。

今思えば、超見栄っ張りだった。もうちょっと当時から真剣に自分のことを考えておくべきだったなとちょっとだけ後悔しているんだけど、そうしたくなる自分の気持ちは今の自分でもわかるし、こうして思い出してる今でもやることなすことにそういうところある。半分笑えて半分ヘコんだ理由のうちのひとつはこれっす。

ずいぶん赤裸々な文章になってしまったので消したくなるかもしれんけど、せっかく思い出せたことだから書き留めときました。おしまい。