空中日記

日記というからには毎日書きたい

0075 全てを抱いてゴー

ツイッターにこんな企画があって、タグ追って読むとなかなかに興味深かったので自分も書いてみようと思った。が、140字じゃとてもじゃないが収まらないからブログに書くというチョンボを試みてみる。

とても好きなバンドなので一曲に収めようというのが土台無理な話だけど、あえて1つということなら、自分このバンドを好きになるきっかけになった『ふれていたい』にしよう。

高校1年くらいのときのワタシにあった「バンドマンたるもの、知らない音楽にどんどん足突っ込んでいかねば」時代のときにシングルコレクションをTSUTAYAで借りたのですが、最初は正直まったくピンと来なくって。ちょっと暗めでアンニュイ風なロックバンド(『スロウ』がいいかもなあって程度の印象だったから)くらいな認識でしかなかったんです。

そしたらね、Youtubeとか出まわる前だったとは思うんですけど、ネットかなんかでNAKED SONGSの『ふれていたい』を見ることが出来たんですよ。それがね、今まで持ってたなんとなしに暗いバンド…みたいなイメージを見事にぶち壊すものでした。シングルコレクションにもこの曲入ってるはずなんだけど、やっぱりライブの演奏がとてもカッコ良いと思った。そこからズブズブとハマっていったという感じです。

シャムキャッツの夏目さんもどっかのインタビューで言ってたんだけど、いわゆるメジャーの一線で+バンドスタイルを崩さず+歌モノっぽいものをしながら+オルタナティブにも相当の目配せをしつつ+コンスタントに作品を作り続けているバンドって日本ではGRAPEVINEしかいないんじゃないかなと思う。この前のクラブサーキット見たときに改めて強く感じたことでした。

励ましや救いをわかりやすく力強く言葉にはしてくれないからこそ、二本足でしゃんと立ちてえなあ、カッコ良く粋にいきてえなあと思うときにお世話になってます。音楽をやってるロックンロールバンド。アルバム楽しみです。