空中日記

日記というからには毎日書きたい

0186 おのぼり酩酊・(2)どんこ

赤羽のまるます家をやろうと思ったのだけど、それよりも先に愛すべきマイホームタウン仙台の愛すべき酒場を紹介せねばいけませんね。

店一人で切り盛りしてるつばさくんはフライングサンというライブハウスで照明したり、フーフーポトフーズという天才的なバンドのギタリストだったりした同い年のナイスガイである。そんな頻繁につるんでいたわけではないけど、長い付き合いなのかもしれません。つばさくん、確かはじめてbloodthirsty butchersがフラサンでツアーで来てたときにもスタッフとしていたような。そんで間をあけずに並ばんかいと開場前に注意されたような。まあ、それは良いね。色々紆余曲折はあったようで、ついに・満を持して・待望の開店とあいなったようです。

ビールはサッポロ。瓶でワタシが愛してやまない赤星ことサッポロラガー置いてる時点でいいぞ!と拳を握りしめたものです。決して広くはない店の中でいろんな料理・酒の可能性を提示してくれる。今までの緑茶ハイはなんだんだと思うような芳醇なそれだったり、日本最初のカレー粉だという蜂カレー粉を使ったキーマを冷や奴にガッツリのせてみたり、香りの良い日本酒多数揃えていたり、ブイヤベース風のカニ汁に麺入れてシメの一品出してくれたり。2,3回くらいしか行ってないのに、うわこれはスゲー!ヤベー!というような脳を全く使わない感嘆のセリフを何度も発した記憶がある。ツボを押される感覚とはああいうときを言うのだろうな。おまけに値段も良心的。

いろは横丁という、仙台でも屈指の酒呑みストリートの中で地に足つけてやっていくことはきっと大変なはず。ヤベー客なんかもいるんだろう。でも、どう考えても泥酔客のあしらいうまそうなつばさくんのことだ、逞しく末長く僕らのような酒好きのオアシスとしてロールしていってもらいたいし、やっていくのでしょう。いつも店行くと友達とワイワイやらせてもらってるけど、カウンターだけの店なのでね、いずれ一人でゆっくりやってみたいな。