空中日記

日記というからには毎日書きたい

0258 時代は鍋だよ③

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今日も今日とて鍋の話を。これが一部友人たちのあいだでカルト的人気を誇るピエンロー鍋であります。我がバンドメイトの一人である荒井君が家飲みで友達とかによく振る舞ってくれるやつでして、僕もそれで知りました。

・ 干し椎茸を長い時間かけて戻したときの汁をダシにせよ(戻した椎茸も具にする)

・ 味付けは塩。自分のとんすいの中にセルフで入れてくスタイルの鍋なので、なるべく良い塩を用意しておくべし

といった指南をもとに自分でも作るようになりました。

干し椎茸のダシとごま油で長いこと煮込んだ白菜の茎の部分はトロトロ激甘で素敵。春雨もかかせないね。マロニーパワーは偉大。この鍋、鶏肉と豚肉両方入れるレシピが多く出回ってるけど、荒井君は鶏だけにしていて、それでも全然オッケーだなと思いました。

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が、たまたまちょっとだけ残っていた豚こまをこれ作った日にはいれました。うまい。合わないわけがない。

これもやっぱり具同士の相性の良さや調理工程の無駄ななさが光る「引き算」の鍋。なんたって塩はセルフ投入だしね。

こないだマーロウズの練習後の帰り道で「俺はピエンロー鍋みたいなバンドをやりたいたんだよ」とこの鍋を教えてくれた荒井君に言ったら爆笑していたので、多分そういうバンドになると思います。

0257 時代は鍋だよ②

ご好評を頂いているものとして、前回に引き続き鍋のことを。

大学時代、モツ鍋というものにえらく憧れて、当時の友人たちと「もつ鍋 正時浪」なる店に何度か行ったことがありました。今思えば学生が行くにしちゃあどえらいハイコストなんだけど、味は最高に旨かったもんだから、「モツ鍋=高い」のイメージが最近まで自分に染みついていたんですね。

しかし、そんなことはなかった。うまいモツ鍋は作れるのだ。(「かわいいは作れる」と同テンポ・同イントネーションで声に出してみましょう。)

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なかなか牛モツってスーパーとかで見かけないですよね。俺はその点ラッキーでして、去年の春から転勤して仙台朝市の近くで働くようになってから市場内を歩いてたら精肉店さんで常時シマチョウが売っているのを発見したのです。アメリカ産とかなら100g130円くらいで買えます。もうこりゃやるしかないよねと。

んで、シマチョウは焼肉屋とかで食べたことある人は分かると思うけど、脂がハンパなく出ます。それをそのまま普通の肉みたく鍋に投入して野菜とかも載せてしまうと、どんなに質が良い肉であってもさすがにスープが脂っこくなりすぎてしまう(一度やったことあるけど、ほんと油汁って趣きになります)し、くさみもあるっちゃあるので、一度酒しっかり目に入れたお湯と軽く塩で下茹でしとくのが大事。大丈夫、そんくらいで味が抜けてしまうほどシマチョウはヤワではない(触感はヤワい)。ここだけはちゃんとやった方が良い。

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あとはもう、鶏がらダシの素・酒・塩or醤油or味噌とか使って味を整えたスープに下処理済んだモツ・豆腐・ごぼう・スライスしたニンニク・あれば油揚げ、そして大きめにカットしたキャベツを臆せずつっこみ、キャベツが茎の部分まで柔らかく煮えたらニラとゴマ油、すりごまを入れて軽く火を入れてあげれば完成。もっと凝ったやり方があるのかもですが、僕はコレで充分です。

個人的には、モツもさることながら、キャベツを美味しく頂くための鍋じゃないかなと思います。特に茎の部分がもつの脂とあいまって最高に甘くておいしい。個人的には塩味が好みです。そしてシメは中華麺。

0256 時代は鍋だよ

BlowflyのEP、俺らみたいな一介のローカルバンドにしてはいろんな方に聴いてもらえているみたい。今後ともですね、彼氏彼女が出来た時・別れた時、外回りの仕事や就職活動諸々めんどくなって全てほっぽって飲酒へ走り出す時、全財産を投じて事業を始める時、コロナにおける諸問題が解決の目を見てマスクを外して街へ繰り出せた時…等にこの3曲が鳴っていてくれていたら嬉しいです。ピース。

寒くなると鍋の季節と言われますが、こちとらオールシーズン鍋でも良いってくらい鍋が好きです。基本夜はごはん食べないんですけど、僕なんかは鍋+キムチor塩辛or漬物+酒でもうバッチリですわ。おまけに大抵ささっと出来るし洗い物も少ないし。最高じゃないスか。

そこで、かつてバンドマンの家に上がり込んで供したことのあるものや、最近我が家の定番となっているレパートリーを紹介させてください。

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こちらが我が伊藤家一族に伝わる最強の鍋、ニラ鍋です。これは結構マジで普及させたいレベルのシロモノなので比較的ちゃんと作り方を書いてみる。

まずは大根おろし。4人くらいで食べるんだったらまるごと一本擦ってもいいんじゃないかなってくらいたくさんあった方が良い。おろしたら冷蔵庫にでも入れておく。

ダシ取りは不要。酒と水を沸かしておけばOK。そこにスライスした豚バラ(好きなだけ)を入れてアクを取り、豆腐(2人なら1丁。木綿でも良いけど、どっちかと言えば絹を推したい)、エノキ(お好み。2人で袋半分くらいで十分)、長ねぎ(薄めに斜め切り)を投入。これらに火が通ったら最後に登場のニラ。もうね、7cmくらいにザク切りにしたやつを上にどーんとかぶせちゃう。1人あたり1束くらいあって全然問題ない。むしろそれくらいでないと俺は物足りない笑。こいつに軽く火が通れば完成。

あ、ポン酢もお忘れなく。酸味がガツンと来るやつがオススメです。普通に売ってるミツカン味ぽんとかで全然OK。

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カツオとか昆布とかでダシを取ってない分、使ってる具材の味がダイレクトに感じられます。だからとにかく質・量をケチらず使ったほうが絶対良いです!エノキや長ねぎは冷蔵庫になければ入れなくても良いけど、それ以外はぜひ揃えると良いと思います、ハイ。質実剛健なグルーヴを体感してください。

あと、これは最近発見したんだけど、最初に出来立ての若干シャキシャキ感が残ってるニラだけ一・二掴みくらいの量をあげて、卵を割り入れ、そこをだし醤油をかけると、最近居酒屋メニューで良く聴く生ニラ玉のようなものと化します。これがまた最高です。酒だー!!ってなること請け合い。

この鍋は大学時代からなにかと友達と宅飲みするときに作ってきました。屈強な益荒男たちに大根おろしを任せ、出来た出来たと供したら即なくなったあの日のことを今でも昨日のことのように思い出すことが出来ます。コロナ禍が終わったらぜひまたやりたいですね。。

…少しでも有益なことを書こうと思ってやってみたけど需要あるのか分からなくなった。

0255 シングシングベイビーバード

バンドやボーカルの荒井君のTwitterアカウントで周知されているとおり、明日から各種サブスクリプションでBlowflyの音源が配信されることになりました。

ぜひ、遠くに行きてえなとか酒飲みてえなとか弾いてなかったギター引っ張り出そうかなとかなんか走りたいなとかあの子に会いに行こうかなとか、そういう何かしらの衝動のトリガーにこの3曲がなれたらなと願っています。

ここからは蛇足。

最近、Twitterフォローしてくれてる高校生や大学生のひとたちが友達もしくは部活とかと組んだのであろうバンドの練習風景やらライブ映像やらを上げてくれてて。涙が出そうになる。彼らの今この時ってのは誰にも奪えない尊いものだ。俺たちの1年半前のレコーディングの時間、もっと言うならBlowflyという集まりでやってきた日々というのが彼らのそれに敵うとは思わない(そもそも競うもんでもない)けど、少なくともこの音源は当時の4人が4人なりに必死こいて作り上げたものなのは間違いなくて。

バンドをやるにあたって、自分が憧れているもの・求めているものってのは明確にあるけど、それを言葉にするのは難しい。でも、なんというか、それに向かって真っ直ぐやれた実感はレコーディングから1年半たった今も変わらず持っている。この音源を作ることが出来て本当に良かった。

ロックンロールのこと、まだまだ分かってなくて、むしろもっと分からなくなってきているような者ですが、これからも転がっていきたいと思ってます。

この作品を作るにあたって大変お世話になったFUNNELのカズさん、SIXXのハルキさん、そして、他でもないBlowflyのメンバーに感謝しています。ありがとう!

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0254 ミュータント

最近、SNSに自分の言葉が残るのが怖くなった。その結果、書かなくなったし、次第に読むのも減っていってきてる。明後日は仕事を休むことにもした、ちょっとばっかし労働から逃げたいなって思ったから。なんか最近やっぱし生きにくいなぁって気持ちが強くなってた。ストレスを感じてることに自覚が持てたのが良かった。自分に優しくできるのもまた自分。

仲間や友達。彼らに会えなくなったり失ったりするのはつらい。が、誰かの苦しみや悲しみを受け止められるだけのキャパシティは自分にはあるのだろうか。そんなことをここ数日ずっと考えていた。キャパ無いかもしれない。でもせめてここで突っ立っていると言える自分でありたい。今はそう思う。

バンドのことを書いてみる。

久々に先日にマーロウズの面々と会ってリハーサルした。3ヶ月くらいスタジオに入っていなかった分大名曲の一つでもこさえて持っていきたかったけど、あいにくそちら側のアイデアが出てこない…ので、既存曲のアレンジのアイデアを思いつくまま差し出したり、もらったり。今作っている6,7曲くらいのうち3つはだいぶ方向性が固まってきた。

いろいろあるので(なにがあるんだ)活動の面においてなかなかの牛歩バンドになってしまっているけど、逆にここまでじっくり曲のひとつひとつに丁寧めに向き合ったことがなかった気もするので(今までは出来たものバーン!ってすぐライブで出してた)これはこれでアリなんだと思うことにした。

そのリハーサルの前の週にはメンバーとお酒も。杯を交わす的なヤツでした。良い時間でした。腹痛により遅れる人や下戸な人もいて、いやいやこちら良い思いしてごめんなさいと思いながら飲める人は良いだけ飲んでました。

未来のことは分からない。けど、楽しいことは待ってると思うのだよね。

0253 Tokyo Cityは風だらけ

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ラーメン屋で瓶ビールとおつまみメニューを先に出してもらいつつ、シメとして自慢のラーメンをいただいてサッと帰る。大勝軒で覚えてしまった罪な趣味(ちょっと前のブログを参照のこと)だ。行動制限により飲み屋に長らく居座るのがNGなので苦し紛れに(限りなく黒に近いグレーやけどもうええやん堪忍してーな)自分の機嫌を上げる手段がコレである。写真は嘉一のキリン一番搾り+鶏皮+鶏チャーシュー麺。んまかった。

おかげさまでこんな食い方してても3ヶ月で6キロは体重落ちてるので当面はコレで乗り切ることにしてる。今までラーメンしか食べたことなかった店でもコレをトライしたい。愛子のみずさわ屋とかめちゃくちゃ調子良さそうじゃないですか??

SNS見てて、友達は週末になると呑み歩いてたりバンドがライブをはじめだしたりしてて、ああうらやましいなあ…とため息ひとつ吐いてみる。このどうにも詰んでる自分の現状にうんざりしているけど、コレもエネルギーに変えて楽しくやっていこう。できる限り自分の機嫌取りは怠らないように努めたいと思ってます。

最近なに聴いてる?って今聴かれたらハイムとThe Big Moonとなぜかハイヴスと答えます。はぜかハイヴス。とにかくハイヴスハイヴスみたいな強制イベント感あるバンドがいまとても愛おしい。

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最近ほんとに腹立つことがあった。でも30分くらい頭冷やしてみると、自分がこんなに怒ることあるんだなと思ってちょっと自分が自分に驚いたりもした。そっちのほうが今となってはインパクトが大きい。この話にオチはない。

0252 雑記

家族の都合で行動制限がかかってから2週間、 仕事中にまた腰を痛める等、身体がバッキバキにやられている。 夏だからと風呂を入れずにシャワーだけで済ませていたのが良くな かったと思う。I need a 風呂である。ベガロポリスの1階のとこでも南仙台の極楽湯とかでも良いから広い風呂に入りたい。

6月からはじめたダイエット、3ヶ月で6キロ減。 散歩しまくって昼食の量をグッと減らすくらいしかやってないけど、まあ~落ちるもんですね。これ以上の頑張りをしてしまうとおそらく仕事とかに支障をきたすので、このまま時間かけて落とし続けられたらそれで良いかなって思ってる。過激目なダイエットをするということ自体なかなかに贅沢なことなのかもって思った。アレは多少心とか時間に余裕ないと自分には出来ない。。