空中日記

日記というからには毎日書きたい

0228 朝日はいまだ白くまぶしい

長らくブログ書いてませんでした。書きたいことはたくさんあったような、でも今となってはどうでも良いことがほとんどなような、画面が悲しい割れ方しているマイスマホ開いてたどたどしくもなんとか言葉を紡ごうとパネルに触れているこの時間に少し自分の居場所を見出せてるような、そんなところです。

NUMBER GIRLのツアーを見に行ってきました。仙台PIT。知り合いリアルに15人くらいは会った。めちゃくちゃ前で見た(なかなかな整理番号だった、195)のは良いがせめてコートはコインロッカー脱ぎ捨てていくべきだった。いや、もうお客さんもある程度出来上がってる年代の方多いだろうからそんなもみくちゃになったりしないかなとか思ってしまったんです、その予測はさすがに稚拙でした。

あんまりこういうモノの見方はしないのだけど、あの4人が揃ってステージに現れたその時点で涙出てしまいました。いのいち出てきてドヤ顔の向井と、集中しているのかスタスタと持ち場へ向かう他3人。うわ、NUMBER GIRLだ、NUMBER GIRLが俺の眼前で今まさに音塊をフロアにぶつけに来るぞ。少し前では考えられなかったことが起こる興奮が涙になっちゃった。

その一方で、実は正直前の日からソワソワすることもなければ、セットリストの予習したりもしない(結構ネタバレとか読んでから見に行ってしまう派)し、曲全然聴いてこないで会場にいたんです。少なくとも今月はたぶん再生数ゼロ。それよりもテームインパラやストロークスの新曲のほうが面白くて楽しくてそっち聴いてたいモードだったから。だから本編この曲なんだっけ?みたいなの3,4曲ありました。でもその名前を忘れてしまった曲にもグッと来たりもしたから良いのだ。序盤、自分のいた場所が前過ぎてアヒトの音が分からなかった(そのくらい竿ものの中音が凄まじかった気がする)りもしたのだけど、段々と音の塊感がビシビシと響く。それが本編ラスト2曲でMAXに来てね、また泣きました。アンコールの「おかわり」も最高でまた泣いた。計3回。

俺はデカダンではないのだけど、思い出補正が強く、今を邪気なく楽しめない傾向があるのですが、ああいうライブ見ると、昔のこと思い出してうわ〜って泣ける部分大いにあるけど、今もどうにかしたろうとケツを叩いてもらえた気分にこの日はなれた。NUMBER GIRLは今をしっかりと生きていた。なんだろうなそれが良かったんだよな。新譜は聴きたいような聴かなくて良いようなだけどね!乾杯!!

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Marlowsの話もさせてもらうと、とても楽しく曲作ってます。なんというか、もう今のメンバーには今までやってきた音楽的に「こういうメンツなんだから、こういう曲を作るんだろう」みたいなのがとてもイメージしやすい(少なくともメンツ揃ったときの俺はそうだった)気がしていて、それだけでは退屈だから、色々チャレンジしたいなと曲なんかなにもない時点で思っていたのだけど、思っていた以上になんでもやっちゃえる楽団です。だから毎回の練習が楽しみになってきました。前のブログにも書いたし、なんなら前のブログ書いてから今までの間にもこのバンドは色々あり過ぎたけど、ようやくこの段階まで来れた。レコーディングもはやくやりたいけど、出来るだけライブたくさんやりたいし、ライブがカッコ良いバンドでありたいな。バンドはやっぱ楽しいな。