空中日記

日記というからには毎日書きたい

0240 タバコとアルコール

The Marlowsのスタジオ練習が続いている。

どんな曲を作ったとしても、あくまで今のメンバー5人の音で演奏すればそうそう音楽的に取っ散らかないであろう…という仮説を立てているからこそ冒険したいなあと思っていろんなチャレンジをしてみている。僕はアイデア自体はこさえるけどそれを具現化する技量が圧倒的に足りないので、そこをメンバー(天才集団)に助けてもらっているという感じ。他のメンバーから出てきたものがあれば僕もなんとかこの天才集団の一員となれるように努めたいという態度でマーロウズと向き合っている。

例えばジャムセッション(ざっくり言うと即興演奏です)から得られた取っ掛かりを使って、完成形がどうなるか分からないジグソーパズルのごとくハメこんだりはがしたりを繰り返すことで一つの曲に仕上げようとしてる。パッとあわせたときに気持ち良いな・カッコ良いなと思うからそれを形にしようとするのだけど、作りこみがいきすぎると前の良さが死んじゃいかねなかったりもするので案外難しい。ギターのテツヤさんが練習中に録ってくれる練習音源が届いた日は頭の中がそこで鳴ってる音はこれでいいのか、どうすればもっと良くなるかとか考えてしまって頭いっぱいになって他のことに手がつかなくなるから気をつけている。

それと、ふと思いついてボイスメモに残しておいたネタをメンバーみんなに掘り起こしてもらって曲にしたりもしている。このボイスメモ、普通のバンドで言うところのデモテープにあたるものだと思うんだけど、デモというにはあまりに杜撰(荒井君から「解像度が低い」との評。すんません…!)な上に、アレンジに関する指示や要望も抽象的になってしまい「雑だ!!」と言われてしまいがちなんだけど(すんませんほんと…)、それでもこのバンドのメンバーは天才集団なので、自分の思い描いた形に近かったりもしくはそれ以上の出来になったりして終わった後の練習音源を聴いてほくそ笑んでる。

このご時世のせいで「分からないな」と思うことが今までよりも多くなった今がある。ライブがいつできるかとか、どうしてこの世の中では悲しい・ムカつく出来事が日々起こるのかとか。それでも、とにかくこのThe Marlowsというバンドは動き出した。この先、このバンドとそのメンバーと周りの人たちに素晴らしい未来が待っていることを疑わない。そして、それを得たい気持ちから目を背けずにいたいと思うのだ。

これから、なにかしらの手段で納得と自信を持った音を届けられるようにしたいと思っています。その時はぜひ祝ってほしいです。