空中日記

日記というからには毎日書きたい

0299 春になれば

たまにはウチのカミさんの話をさせてもらおう。夫婦で音楽の趣味は合わないとまでは言わないけど、彼女はなにをするにもクイーンオブコンサバなもので、なかなか新しい音楽にのめり込むことはない人なのだが、ここ半年くらいでめちゃくちゃMrs. GREEN APPLEが好きになった。なかなかのハマりっぷりで最近はほぼ毎日リビングで流される音楽やラジオは彼らのソレとなっている(スクールオブロックってまだやってんのな)。Youtuberっぽい?こともやってるみたいで寝る前ゲラゲラ笑ってたりもする。そしてとうとうファンクラブにも入り、NiziUとの対バンイベント応募し盛大に落選し今度は7月の神戸ツアーに応募しているという。僕もライブやらなんやらで外に出る予定をいれる手前、ガンガン行きたいとこには行って来て欲しいと思っている。

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めちゃくちゃ値段高いのは分かってるんだけど、CoCo壱でないと得られない栄養ってあるなと思う。めちゃくちゃ高いけど。エビカツなくなってたのはショックだった。代わりにクリームコロッケつけてみたもののむしろトマトガーリックとかタマゴタルタルとかの方がカレーと合わせるものとして優秀だと思った。ターリー的な食べ方。言わずもがなめちゃくちゃ高かったけど授業料として払ったと思って許す。5辛で胃がやられたの自分が自分にショックだった。

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ちょっと前の話になりますが、モシモシのkio-koさんと我らがyodareのパーカスみずほネキ主催のKAMURO仙台場所、ありがとうございました。ソールドとは言ってもめちゃくちゃキャパ狭ではあるので、どうしても身内感出てしまうかなと思ってましたが、蓋を開けたらそんなことはなく(言い方アレですが面識ない方もたくさんいらしてた)、純度高く音を楽しんでる方が多いように見えて嬉しかった。iPhone DJを仰せつかってたんだけど、完全にいつもの下世話な感じプレイリストで用意しちゃっててその場所にそぐわなかったかなというのが反省点。ライブはめちゃくちゃ頑張った。スタジオライブならではの雑多さ、我々肌に合っているのかもしれません。モシモシもイツカもやっぱ仙台バンドと違う空気感があって峠跨ぎの交歓イベとしてめちゃくちゃ面白かったと思います。イエスターズは最早売れろ。主催のお二方とPA照明やってくれたサイケデリックプードルのコータ君には特に大感謝。足向けて寝れませぬ。

山形でも今年中にやる(祝yodareツアー決定)ので仙台の皆さまも我々とともに乗り込んで蕎麦でもケンチャンラーメンでもキメてからともにライブをヤりましょう。勿論山形の皆さんにもめちゃくちゃ会いたいです、ヤろう。

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4月はyodareライブありませんが、やることはいろいろと。まずはなんと言っても花見です。4/13の土曜です。榴岡公園です。朝9時から夜9時まで。予定あけてくれてるだろうか…!バンドマン花見とかじゃないです、普通に俺のダチとかもいるやつです、一人でも誰とでも一緒に酒でもジュースでもお好み焼きでも片手に持って来てくれたらOKです。お金も取りません。デカブルーシートはこさえておきます。年一のカオスを感じれ。とにかく一瞬でも来てくれたら嬉しいです。

あとはもう、SNSにも書いてますが、我々レコーディングをやってました!!!早く聴かせたいです!!!!!!結成10年目になるyodare先生の次回作にご期待くださいって感じです。

0298 あての無い街から届いた手紙ひとつ胸に

2月17日の話をします。僕はフライングサンにいました。

しんきろうのまちが、自分が心からやりたいと思ってきたロックンロールバンドってコレだったわというのを思い出させてくれたライブをしていた。10代の頃からずっと頭にあったものがそのまま100点満点の形でこの目で見ちゃった。拍手することさえも出来なかった。

ヨウスケさんの作る曲は相変わらずメロウながらも骨の髄までロックンロールなんだけど、なんというかな、自分の命とか魂を分け与えているような、そこから来る死の匂いみたいなものさえ感じるステージだった。それを誇ってオーディエンスに媚びることもなくただただ爆音で研ぎ澄まされた音楽を鳴らし続けていた。年取ってステージングが丸くなるどころか、むしろ以前よりも遥かに尖りまくってたところがもう音楽家として痺れる。

今となっては、自分にとってのロックンロールバンドの正解は一つじゃないことに気付き、自分(たち)なりの解を見出してやっているつもりだけど、「いや、やっぱコレだろ?」って自分の脳内としんきろうのまちの音楽に完全にぶん殴られたような夜でした。

終演後、東京に行く時はゆっくり飲もうみたいな話を出来たときにはいつもの柔和なヨウスケさんだった。クソみたいライブしてたら罵れと言われていたけど、出来るわけありません。あんなカッコ良すぎるロックンロールの先輩に巡り会えて本当に良かったよ。

0297 来た年うるう年

大学で一番お世話になった先生が今年の春で退官するらしい。最終講義もあるようなのでそれだけはこっそり見に行こうと思っている。それと、泉中央のヨーカドー(あえてアリオとは呼ばない)が閉店したらしく、急に寂しさを覚えている。高校の時あの建物の地下は食料品売場プラス一口茶屋なるたこ焼きとか売ってる店やマックがあって、ちょい広めのフードコートで試験勉強していたものです。代わりになにが出来るのだろう。駅前のさくらのみたいな廃墟となるのはどうにも切ないのでそれだけは勘弁してほしいところ。

会える人には会えるうちに。行ける場所には行けるうちに。そういう想いは年々増してる。ほんっと急にふっといなくなるのはナシにしてくれよ。

ちょいちょいXで触れているけど、yodareでレコーディングをしている。どういう作品を作ろうとしているかとかはじきにアナウンスしたいと思うけど、今年は先輩や友達のバンドがどんどんリリースしていて嬉しいですね。各々なりの機が熟されたタイミングがたまたま今ってことなんだろう。ライブも良いけど作品は作品として聴かせてもらいたいなと思っている。楽しみです。

他方、それに対する矯正ってわけではないけど、外から届く音楽にも耳を傾けるようにしている。例えばPet Shop BoysのGo Westって曲。だいたい何かしらで聴いたことのあるこのナンバーの意味するWestは?と掘り下げると例えばゲイの聖地サンフランシスコ(西海岸だからね)へ行くぞ!という意味合いがあるんだとか(そもそもPet Shop Boysはカバー。Village Peopleがオリジナル)。あとMVのダンサー?がどう見てもソビエト社会主義パロディだろ?みたいなのとか。単なる音や目に入る情報だけじゃなくて文化を食らってる感。こういうのを知ることはとても楽しい。伝わりづらいかもしれないけど、そういうアプローチで音楽を作る・ベースのフレーズを考えることはこれからも続けたい。いやでも胸が痛くなるようなニュースが日々聴こえてくる時代ですからね、尚更。

0296 最近作ったメシでも晒すか

バンドやってると知らず知らずのうちに自分の承認欲求に向き合わざるを得ない時間が確かに存在していて、そういうときって35にもなったヤローのマインドがコレって…としんどく思うときがある。そういうときはSNSなんか見ずにメシを作るのである。久々に最近作ったものをご紹介しましょう。

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冬とは鍋であり、鍋とは冬である。夏だって鍋良いじゃんと思ってるんだけど、やっぱり不思議と冬の方が鍋は食べる。コレはワタシが愛してやまない常夜鍋。豚とほうれんそうと豆腐とえのき。毎日食べても飽きないから常夜鍋。簡単な上におろしポン酢とビール+セルフ酎ハイでキメれば、まさにこれで良いこれが良いという気持ちが降りてくる。あとついでに余った白菜と春菊とトルティーヤでシーザーサラダ。ドレッシング簡単にセルフで自作出来た。


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ピエンロー鍋。いつぞや荒井君の家でいただいて以来自分でも作るようになった。ちょっと良いとこのごま油を仕入れたのでふんだんに使ってみた。世にあるレシピ見ると豚も鶏も一緒に入れるバブリー鍋であることが分かったけど、あたしゃあ鶏だけで十分っす。あとついでにキャベツとツナでとんぺい焼的なやつ。卵でつつむ系去年一年かけてうまくなった気がしてイル。

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キムチ鍋。スープ(というか水)を入れる前に豚とキムチを炒めるのが◎だと最初に調べたレシピにも書いてあったけどコレはマジでそうだと思う。コウケンテツ先生のレシピだと春菊(それもしゃぶしゃぶくらいの火入れでOK)がおすすめらしくて驚く。この日は自分流にニラ用意してたので最後につっこんだ。

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肉豆腐にばあちゃん家のほうれん草を添える。悪い人間はここに温玉を入れる。

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カレー。この日はチキンとじゃがいも。じゃがいもゴロゴロしたカレーも好きだし所謂スパイスカレー然したのも好きなのでその間を取ってみた。ルーは使わず結構オイリーに。こういうカレーにはヨーグルトが合う。ヨーグルト、普通にカレーの上に味変的にかけたりするんだけど、昔の自分ならあり得ない信じられないと思うところだろうな。あと余ってたセロリの葉をパクチー的なノリで載せたら結構、いやかなりいけた。なんかちゃんと盛れば映えそう。これビーフカレーでやっても良いかも知れない。牛とセロリはとても相性良いので…。

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むらぬし(知る人ぞ知る生鮮スーパー。俺は好き)にあった極太蕎麦みたいなやつに惹かれて買って即作った。東京の港屋という蕎麦屋のやつの真似っこをしたつもり。その店で食べたことはないのでなんとなくこうかな?と思ってコピーをする。楽譜なしでコピバンのベースのフレーズを追いかけているのに近い。

0295 くるりコピバンしたくなったわ

くるりのえいがを見た。

yodareメンバーから「絶対見たほうが良い」「バンドで合宿したくなる」「飯がうまそう」などといった旨の感想。劇場で見ることは叶わなかったけど僕以外みんな見ていたし見たかったやつだった。

まず、レコーディング場所だった伊豆の空がずっと穏やかに晴れていたのが印象的だった。そしてしばらく見ない間にちょいとおっちゃん感増したなあ(特に岸田さん)。でもおっちゃんなってカドが取れたのか、このタイミングで原点回帰的なバンドセッションを音楽家として欲したというのも良い(この前までもうリモートで曲作りとかやってたんだっけか。だからこそその反動でバンドっぽいことがやっぱしたかったんだろうな)。あえてこの映画の主役を一人選ぶならもっくん。こういう形でくるりと関われたの、最初は戸惑ってた感じも垣間見れたけどどんどん楽しそうになっていってるのがグッと来た。佐藤マさんのレコーディング(特に歌入れ)のジャッジメントの様子は完全にプロというか、これでメシ食ってる人のソレでカッコ良かった。良い意味で想像通りのメンバーの関係性だったことに微笑ましさすら覚えた。

それにしても、その気になればスマホでちゃちゃっと映画レンタル出来ちゃうのって改めて便利な世の中になったもんだなあと。そらTSUTAYAの店舗減るわ。今年は配信でも良いから映画作品をたくさん見たいと思った。目星つけてるのいくつかある。願わくば感想を語り合いたいので、なんか映画見るたびに↑みたく一言ふたことブログに書いていこうかなと思う。

0294 ご褒美みたいだったわ

1/6(yodare)と1/13(はっぴいえんどトリビュート&シークレットでyodare)、新年早々立て続けにライブでした。皆さま本当にありがとうございました。

12月のTsutsujistockからこの2本に至るまで、もう正直自分にとってはご褒美みたいな時間というか、この後なんか悪いことでもあるんでは?という「ピューと吹く!ジャガー」でいうところのジョンダ流開運法の逆バージョンに陥る不安があるんですが、まだいまんとこ元気っす。

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書きたいこと。

1/13のはっぴいえんどトリビュート、yodareを離れてベース弾けたのは良かったし、良い意味で学園祭感というか、一つの目標に向かってみんなで頑張る空気が結構好きだった。2回くらいしか練習入れなかったけど、あの3人(小原さん、コータ君、キャシー)に会えるのが嬉しかったし楽しかったからもっと練習したかったまであった。今ももう会いたいくらい。あと、単純に練習のときの3人の所作を見て勉強になることもたくさんあった。特にキャシーに関してはしれっといろんなところでコーラスを入れようとしてくれてたのには驚いた。曲を良くするためにアレコレ手を入れてくれる素晴らしいドラマーはいれど、カバーとはいえ歌うことに目を向けられるドラマーは今まで見たことなくてすごいなと。そりゃいろんな先輩バンドマンから引く手数多なわけだわ。どんどん演奏がハマってくる感じも楽しかった。

そして両日で対バンしてくれたバンドの皆さんの存在。ジケンズ、ジャンキー、ミドルズ、ビッグママ、ブーティングと対バンしたのもうそれなりに時間たってるのに未だに信じられない。結局、あの先輩方がステージに出るってことにノスタルジーによる甘ったるさなんてまったく無かった。今をバリバリ生きることでしか生きてる実感を得られないようなバンドとしての転がる有り様・野生味を感じ取ることが出来て胸が熱くなった。個人的には先輩方に対してこれからももっとライブやりたいと本気で焚き付けるようなことをしたくてあの日はyodareを頑張ってやってみたつもり。きっとこれから何かが起こると信じて僕も転がっていこうと。そして、13日、普段は僕のうだつの上がらない話を聞いてくれるかおりさんがlostleとしてステージ上がったの嬉しかった。

これだけ自分の住む街のライブハウスで良い思いが出来て幸せですわ、ここ最近ずっと全てに感謝みたいなブログしか書いてないけど、ちょいと前はうまくいかないこともたくさんで苦汁なんてしょっちゅう舐めてましたからね。正直ここ3回のライブで経験できていることっていうのが地方都市のバンドマンの末席にいる者としては本当に良いの?ってくらい極上のものだと思っていて。またあんな素晴らしいパーティーやるためにも良い音出せるようになりたいなー。13日のセッション楽しかったけど豪快にミスりまくってたしなー(本当にごめんなさい。。ミッシェルとかその場で言われてやってたから堪忍してくだされ…)

yodareとしてはちょっとライブはお休み。ですが、近いうちに新しいチャレンジが控えているのでめちゃくちゃ楽しみでもあります。引き続き4人で頑張ります。

0293 あいさつ+140字では収まらない明日のライブ告知

今年もよろしくお願いいたします。

正月早々しんどい話題が多かったけど、なんとか持ち直しました。今年の目標は引き続きyodareヤっていくのと、長年温められている音楽に関わる構想が2つほどあるのでそれを少しでも形に出来れば。あとはほんと個人的なこととして先月に引き続き贅肉を削ぐ作業を継続します。ラーメンライスなんか悪。

Xには書いたけど、去年はいろんな方に持ち上げてもらってyodareとしていろんな場所に立ち会うことが出来ました。ライブ7本は相当やった方だなと思ったけど、ドラムのケイ君は掛け持ちのizumiでその3倍ライブやっている。とてもじゃないけどその本数にこちらも追いつこうとは思わない。が、その気概はマジで見習いたい。そのうちizumiとyodareで飲み会したい。

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早速yodareは明日ライブ。ロックンロール新年会にお呼ばれされました。10年くらい…いや下手するともっと前から仙台のバンドでロックンロールが語られるときに必ず出てきていたであろうバンドの名前がゴロゴロと並んでいる。てかそういう方々しかおらんもん、完全に我々が一番の若造枠です。

前にも書いたかもだけど、JUNKIE BUSINESSのカッツさんから電話でこの誘いを頂いた時は、ちょうどバンドで呑んでた帰りで相当泥酔していたのに一気に目が覚めて冷や汗さえかいていたことを今でも覚えている。

誤解を恐れずに言うと、このメンツが一堂に会する日はこの先そうないと思う。個人的にはなんというか、いいとも最終回のタモリとさんまが喋ってたとこにダウンタウンとかとんねるずが乱入してきたときのあのレベルのレア度だと思っている。相当、思いのこもった特別なライブイベントだと解釈しています。この日に我々のような不遜な若造が出来ることとしたら、今の我々のVIBESを我々なりに出していくことでしかないかなと思っています。

2023年、バンドとしてとても楽しくやらせていただいた。2024年をここからはじめて、去年よりもっと面白いことになっていけたらと思ってます。明日会える皆さんと乾杯出来るのが今から楽しみ。出番終わったらただの客させたもらいます。迷ってる方はこればっかりはマジで来た方が良いです!連絡ぜひお気軽にください。バンドの予約フォームでもXやインスタのDMでもリプライでもなんでもOKです!