空中日記

日記というからには毎日書きたい

0298 あての無い街から届いた手紙ひとつ胸に

2月17日の話をします。僕はフライングサンにいました。

しんきろうのまちが、自分が心からやりたいと思ってきたロックンロールバンドってコレだったわというのを思い出させてくれたライブをしていた。10代の頃からずっと頭にあったものがそのまま100点満点の形でこの目で見ちゃった。拍手することさえも出来なかった。

ヨウスケさんの作る曲は相変わらずメロウながらも骨の髄までロックンロールなんだけど、なんというかな、自分の命とか魂を分け与えているような、そこから来る死の匂いみたいなものさえ感じるステージだった。それを誇ってオーディエンスに媚びることもなくただただ爆音で研ぎ澄まされた音楽を鳴らし続けていた。年取ってステージングが丸くなるどころか、むしろ以前よりも遥かに尖りまくってたところがもう音楽家として痺れる。

今となっては、自分にとってのロックンロールバンドの正解は一つじゃないことに気付き、自分(たち)なりの解を見出してやっているつもりだけど、「いや、やっぱコレだろ?」って自分の脳内としんきろうのまちの音楽に完全にぶん殴られたような夜でした。

終演後、東京に行く時はゆっくり飲もうみたいな話を出来たときにはいつもの柔和なヨウスケさんだった。クソみたいライブしてたら罵れと言われていたけど、出来るわけありません。あんなカッコ良すぎるロックンロールの先輩に巡り会えて本当に良かったよ。

0297 来た年うるう年

大学で一番お世話になった先生が今年の春で退官するらしい。最終講義もあるようなのでそれだけはこっそり見に行こうと思っている。それと、泉中央のヨーカドー(あえてアリオとは呼ばない)が閉店したらしく、急に寂しさを覚えている。高校の時あの建物の地下は食料品売場プラス一口茶屋なるたこ焼きとか売ってる店やマックがあって、ちょい広めのフードコートで試験勉強していたものです。代わりになにが出来るのだろう。駅前のさくらのみたいな廃墟となるのはどうにも切ないのでそれだけは勘弁してほしいところ。

会える人には会えるうちに。行ける場所には行けるうちに。そういう想いは年々増してる。ほんっと急にふっといなくなるのはナシにしてくれよ。

ちょいちょいXで触れているけど、yodareでレコーディングをしている。どういう作品を作ろうとしているかとかはじきにアナウンスしたいと思うけど、今年は先輩や友達のバンドがどんどんリリースしていて嬉しいですね。各々なりの機が熟されたタイミングがたまたま今ってことなんだろう。ライブも良いけど作品は作品として聴かせてもらいたいなと思っている。楽しみです。

他方、それに対する矯正ってわけではないけど、外から届く音楽にも耳を傾けるようにしている。例えばPet Shop BoysのGo Westって曲。だいたい何かしらで聴いたことのあるこのナンバーの意味するWestは?と掘り下げると例えばゲイの聖地サンフランシスコ(西海岸だからね)へ行くぞ!という意味合いがあるんだとか(そもそもPet Shop Boysはカバー。Village Peopleがオリジナル)。あとMVのダンサー?がどう見てもソビエト社会主義パロディだろ?みたいなのとか。単なる音や目に入る情報だけじゃなくて文化を食らってる感。こういうのを知ることはとても楽しい。伝わりづらいかもしれないけど、そういうアプローチで音楽を作る・ベースのフレーズを考えることはこれからも続けたい。いやでも胸が痛くなるようなニュースが日々聴こえてくる時代ですからね、尚更。

0296 最近作ったメシでも晒すか

バンドやってると知らず知らずのうちに自分の承認欲求に向き合わざるを得ない時間が確かに存在していて、そういうときって35にもなったヤローのマインドがコレって…としんどく思うときがある。そういうときはSNSなんか見ずにメシを作るのである。久々に最近作ったものをご紹介しましょう。

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冬とは鍋であり、鍋とは冬である。夏だって鍋良いじゃんと思ってるんだけど、やっぱり不思議と冬の方が鍋は食べる。コレはワタシが愛してやまない常夜鍋。豚とほうれんそうと豆腐とえのき。毎日食べても飽きないから常夜鍋。簡単な上におろしポン酢とビール+セルフ酎ハイでキメれば、まさにこれで良いこれが良いという気持ちが降りてくる。あとついでに余った白菜と春菊とトルティーヤでシーザーサラダ。ドレッシング簡単にセルフで自作出来た。


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ピエンロー鍋。いつぞや荒井君の家でいただいて以来自分でも作るようになった。ちょっと良いとこのごま油を仕入れたのでふんだんに使ってみた。世にあるレシピ見ると豚も鶏も一緒に入れるバブリー鍋であることが分かったけど、あたしゃあ鶏だけで十分っす。あとついでにキャベツとツナでとんぺい焼的なやつ。卵でつつむ系去年一年かけてうまくなった気がしてイル。

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キムチ鍋。スープ(というか水)を入れる前に豚とキムチを炒めるのが◎だと最初に調べたレシピにも書いてあったけどコレはマジでそうだと思う。コウケンテツ先生のレシピだと春菊(それもしゃぶしゃぶくらいの火入れでOK)がおすすめらしくて驚く。この日は自分流にニラ用意してたので最後につっこんだ。

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肉豆腐にばあちゃん家のほうれん草を添える。悪い人間はここに温玉を入れる。

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カレー。この日はチキンとじゃがいも。じゃがいもゴロゴロしたカレーも好きだし所謂スパイスカレー然したのも好きなのでその間を取ってみた。ルーは使わず結構オイリーに。こういうカレーにはヨーグルトが合う。ヨーグルト、普通にカレーの上に味変的にかけたりするんだけど、昔の自分ならあり得ない信じられないと思うところだろうな。あと余ってたセロリの葉をパクチー的なノリで載せたら結構、いやかなりいけた。なんかちゃんと盛れば映えそう。これビーフカレーでやっても良いかも知れない。牛とセロリはとても相性良いので…。

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むらぬし(知る人ぞ知る生鮮スーパー。俺は好き)にあった極太蕎麦みたいなやつに惹かれて買って即作った。東京の港屋という蕎麦屋のやつの真似っこをしたつもり。その店で食べたことはないのでなんとなくこうかな?と思ってコピーをする。楽譜なしでコピバンのベースのフレーズを追いかけているのに近い。

0295 くるりコピバンしたくなったわ

くるりのえいがを見た。

yodareメンバーから「絶対見たほうが良い」「バンドで合宿したくなる」「飯がうまそう」などといった旨の感想。劇場で見ることは叶わなかったけど僕以外みんな見ていたし見たかったやつだった。

まず、レコーディング場所だった伊豆の空がずっと穏やかに晴れていたのが印象的だった。そしてしばらく見ない間にちょいとおっちゃん感増したなあ(特に岸田さん)。でもおっちゃんなってカドが取れたのか、このタイミングで原点回帰的なバンドセッションを音楽家として欲したというのも良い(この前までもうリモートで曲作りとかやってたんだっけか。だからこそその反動でバンドっぽいことがやっぱしたかったんだろうな)。あえてこの映画の主役を一人選ぶならもっくん。こういう形でくるりと関われたの、最初は戸惑ってた感じも垣間見れたけどどんどん楽しそうになっていってるのがグッと来た。佐藤マさんのレコーディング(特に歌入れ)のジャッジメントの様子は完全にプロというか、これでメシ食ってる人のソレでカッコ良かった。良い意味で想像通りのメンバーの関係性だったことに微笑ましさすら覚えた。

それにしても、その気になればスマホでちゃちゃっと映画レンタル出来ちゃうのって改めて便利な世の中になったもんだなあと。そらTSUTAYAの店舗減るわ。今年は配信でも良いから映画作品をたくさん見たいと思った。目星つけてるのいくつかある。願わくば感想を語り合いたいので、なんか映画見るたびに↑みたく一言ふたことブログに書いていこうかなと思う。

0294 ご褒美みたいだったわ

1/6(yodare)と1/13(はっぴいえんどトリビュート&シークレットでyodare)、新年早々立て続けにライブでした。皆さま本当にありがとうございました。

12月のTsutsujistockからこの2本に至るまで、もう正直自分にとってはご褒美みたいな時間というか、この後なんか悪いことでもあるんでは?という「ピューと吹く!ジャガー」でいうところのジョンダ流開運法の逆バージョンに陥る不安があるんですが、まだいまんとこ元気っす。

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書きたいこと。

1/13のはっぴいえんどトリビュート、yodareを離れてベース弾けたのは良かったし、良い意味で学園祭感というか、一つの目標に向かってみんなで頑張る空気が結構好きだった。2回くらいしか練習入れなかったけど、あの3人(小原さん、コータ君、キャシー)に会えるのが嬉しかったし楽しかったからもっと練習したかったまであった。今ももう会いたいくらい。あと、単純に練習のときの3人の所作を見て勉強になることもたくさんあった。特にキャシーに関してはしれっといろんなところでコーラスを入れようとしてくれてたのには驚いた。曲を良くするためにアレコレ手を入れてくれる素晴らしいドラマーはいれど、カバーとはいえ歌うことに目を向けられるドラマーは今まで見たことなくてすごいなと。そりゃいろんな先輩バンドマンから引く手数多なわけだわ。どんどん演奏がハマってくる感じも楽しかった。

そして両日で対バンしてくれたバンドの皆さんの存在。ジケンズ、ジャンキー、ミドルズ、ビッグママ、ブーティングと対バンしたのもうそれなりに時間たってるのに未だに信じられない。結局、あの先輩方がステージに出るってことにノスタルジーによる甘ったるさなんてまったく無かった。今をバリバリ生きることでしか生きてる実感を得られないようなバンドとしての転がる有り様・野生味を感じ取ることが出来て胸が熱くなった。個人的には先輩方に対してこれからももっとライブやりたいと本気で焚き付けるようなことをしたくてあの日はyodareを頑張ってやってみたつもり。きっとこれから何かが起こると信じて僕も転がっていこうと。そして、13日、普段は僕のうだつの上がらない話を聞いてくれるかおりさんがlostleとしてステージ上がったの嬉しかった。

これだけ自分の住む街のライブハウスで良い思いが出来て幸せですわ、ここ最近ずっと全てに感謝みたいなブログしか書いてないけど、ちょいと前はうまくいかないこともたくさんで苦汁なんてしょっちゅう舐めてましたからね。正直ここ3回のライブで経験できていることっていうのが地方都市のバンドマンの末席にいる者としては本当に良いの?ってくらい極上のものだと思っていて。またあんな素晴らしいパーティーやるためにも良い音出せるようになりたいなー。13日のセッション楽しかったけど豪快にミスりまくってたしなー(本当にごめんなさい。。ミッシェルとかその場で言われてやってたから堪忍してくだされ…)

yodareとしてはちょっとライブはお休み。ですが、近いうちに新しいチャレンジが控えているのでめちゃくちゃ楽しみでもあります。引き続き4人で頑張ります。

0293 あいさつ+140字では収まらない明日のライブ告知

今年もよろしくお願いいたします。

正月早々しんどい話題が多かったけど、なんとか持ち直しました。今年の目標は引き続きyodareヤっていくのと、長年温められている音楽に関わる構想が2つほどあるのでそれを少しでも形に出来れば。あとはほんと個人的なこととして先月に引き続き贅肉を削ぐ作業を継続します。ラーメンライスなんか悪。

Xには書いたけど、去年はいろんな方に持ち上げてもらってyodareとしていろんな場所に立ち会うことが出来ました。ライブ7本は相当やった方だなと思ったけど、ドラムのケイ君は掛け持ちのizumiでその3倍ライブやっている。とてもじゃないけどその本数にこちらも追いつこうとは思わない。が、その気概はマジで見習いたい。そのうちizumiとyodareで飲み会したい。

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早速yodareは明日ライブ。ロックンロール新年会にお呼ばれされました。10年くらい…いや下手するともっと前から仙台のバンドでロックンロールが語られるときに必ず出てきていたであろうバンドの名前がゴロゴロと並んでいる。てかそういう方々しかおらんもん、完全に我々が一番の若造枠です。

前にも書いたかもだけど、JUNKIE BUSINESSのカッツさんから電話でこの誘いを頂いた時は、ちょうどバンドで呑んでた帰りで相当泥酔していたのに一気に目が覚めて冷や汗さえかいていたことを今でも覚えている。

誤解を恐れずに言うと、このメンツが一堂に会する日はこの先そうないと思う。個人的にはなんというか、いいとも最終回のタモリとさんまが喋ってたとこにダウンタウンとかとんねるずが乱入してきたときのあのレベルのレア度だと思っている。相当、思いのこもった特別なライブイベントだと解釈しています。この日に我々のような不遜な若造が出来ることとしたら、今の我々のVIBESを我々なりに出していくことでしかないかなと思っています。

2023年、バンドとしてとても楽しくやらせていただいた。2024年をここからはじめて、去年よりもっと面白いことになっていけたらと思ってます。明日会える皆さんと乾杯出来るのが今から楽しみ。出番終わったらただの客させたもらいます。迷ってる方はこればっかりはマジで来た方が良いです!連絡ぜひお気軽にください。バンドの予約フォームでもXやインスタのDMでもリプライでもなんでもOKです!

0292 仙台の町中華で剣道の団体戦組んでみた2023

風邪、ひいてませんか?去年の今頃コロナ童貞を卒業したワタシとしては一応元気にこの年の瀬を迎えられたことを嬉しく思っている次第です。

さて、かつてはこのブログ内で年末恒例としておりました「仙台の町中華で打線組んでみた」シリーズを久々にお送りします。しかしながら、ありがたいことに流行り病によって縛られていたワタシ個人としての行動制限がだいぶ緩まり、yodareとしての活動で仕事のない日の時間の多くを費やすことになったため、かつてのように空き時間を見つけては気になる店をディグるようなことがほぼ出来ませんでした。なので、仕事の昼休憩だったりで比較的良くお邪魔していた店を中心に5軒(つまり剣道の団体戦ですねっ)、ご紹介したいと思います。

先鋒 ちんまや

フロム仙台銀座。昼ならばもっぱらゴマの効いたまぜそば坦々麺(要は汁なし担々麺です)か麻婆飯を頂く。腹が減ってれば麻婆飯を半分にしてこの2つをセットみたく出来る。卓上のドロラー油?なるものが辛さよりもむしろ香りの高さが素晴らしいので結構たくさんかけてしまう。もともとは陳麻家なるチェーン?フランチャイズ?の店だったところから独立しているので大抵なに食べても間違いないです。そして、安い。個人商店で定食どれも1000円以下なの本当にありがたい。晩酌セットとかも凄まじいコスパ。超絶うまい!とかみたいなインパクトはないけど、来たことを後悔したことは一度もない。一人でも友達とでもおすすめ。なおビールはサントリーかアサヒだったはず。そして本筋から逸れる話題を。サッカー日本代表の監督である森保さんが2年だけベガルタで現役選手としてプレーしていたことがあるんですが、その時に新人選手としてベガルタに入団していた方がこちらの店主さんで、店に森保さんのサインが飾られているのは有名な話。そのサインには「ベガルタ仙台の元同僚より」。人が良い森保さんの性格出てる。

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次鋒 麺屋58

ラーメン屋やないか!!!と言われても仕方ない。仕方ないのは分かるけど、今年は本当に中華屋行ってないから語れることが少ないのです。そしてなによりこの店の凄さを語らせて欲しい。こういう店の使い方に対しお叱りをくらうことも承知でいうなら、あれだけ最高にコスパ良く美味い酒呑んで食べて腹パンで…というのを一軒で出来る店はなかなかない。まずビールがめちゃくちゃうまい。サッポロ樽生取扱店として券売機そばにガッツリアピールしていて、普段こういうところでビール呑む時はまず瓶で行きがちなところを試しにと思い生頼んでみたら下手な居酒屋よりよほどうまいビールが出てきて驚いた。管理行き届いているんだなと感心する。そして食券を渡す時にきちんと伝えればこの店の充実しまくりのトッピング類を酒と一緒に出してもらえる(皿盛りというやつ)。ここの鶏チャーシューやメンマ、わんぱくな気分なら豚テーキなんかをキンキンに冷えたビールとやればもうサイコーである。食券制だけど追加注文も嫌な顔せず受けてくださりマジで神だと思う。でもさすがに申し訳ないのでこういう店使いは夜の並ばずに入れる時間でしかやったことない(多分ヤバいオーダーする人だってことで顔覚えられてる)けど、ここのラーメンの美味さを知ってる人なら尚更味わっていただきたい。ちなみに締めはもっぱら昆布水つけ麺(塩ニボ山椒)か中華そばです。

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中堅 北京餃子

コロナ禍に一度行ってそれまで600円台だったなんかのランチメニューをコロナに負けるなってノリで500円にしていたという心意気に涙して以来、仕事の合間にちょっと職場からは遠いけど行ってきました。老朽化で一旦休業するというのもまあ頷けるような独特の雰囲気がある、あのフォーラス地下。yodareの前身バンドに僕が入った最初のライブが同じフロアのジャンクボックスだったり、学生時代に好きだった子と隣のカラオケ屋いったなとか、サークルの花見の場所取りで夜通し寒い思いして西公園にいたけど耐えられず一人で北京行って食ったときは沁みたな〜とか。なんか、もう、やたら良い思い出が詰まっていることにふと気づいてまた泣きそうになる。ここに来ると毎回本当に何頼むか迷う(なお学生の時は冷やしつけ麺AorBの二択。1kgつけ麺とかやる前のやつ。謎に酸味の効いたつけ汁と麺の上に乗る肉の炒め物?との味のコントラストがなんか好きだった)のだけど、そういや食べたことなかったなと思い油淋鶏をいただきました。肉!甘酢のソース!ネギ!米!以上!!潔し。そして相変わらず安い。うまい。これで良いこれが良い系。いやあこれで職場近かったら普段のそば神→はなまる→その日の気分…のループの中に「北京」としてガチで収まるんだかな…と思っていたら、なんと移転先がちょっと職場に近づくようなのでマジで来年度はお世話になること多くなりそう。"青春時代の思い出の味"とか言わせないんだわ。いつまでも俺の人生とともに歩んでってくれよな…!なおビールはサッポロ瓶。

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副将 温州菜館

今年は悪友たちとここで"朝方"にヤる機会、なにかとありました。打ち上げてた友達がまだ飲んでるというので早朝のサウナ終わりに乱入したり、素晴らしいイベントに出させてもらったときの打ち上げがココだったり。小上がりに靴脱いですっと座ってマルエフの瓶を待つときの気持ちがもう親戚の家に来たかのような安心感。ほんで閉店朝7時ってのがすげー。店員さんがオーダー漏らすのくらい全然許せる、また言えばいいんだし。人間みんなミスはするもんなんだし。それよりもその時間まで店を開けてくれることに対するリスペクトを絶対に忘れちゃいけないんだよ僕たちは。ここだと豆苗炒めとかチャーハンとかタンメンだとかがもうとんでもなく優しい。まあそういうモノしか受け付けない身体の時ばっか来ているせいでもあるんだけどね。反省しています。酒気帯びでしか来たことないので写真も撮っていません。気になる方は食べログとかで見てくだされ。コロナ禍をくぐりぬけて来た国分町の底力そのものみたいなお店だと思っています。

大将 楼蘭

12/2のTsutsujistockの打ち上げ会場をどうするか決めかねて、成龍萬寿山本店or楼蘭どちらが良いかyodareメンバーに事前に相談したところ、ほぼほぼグループライン上が満場一致でココがチョイスされた。よし分かったと予約をする。2階の掘りごたつ席がナイスだというのだ。最初は演者だけの打ち上げにしようと思っていたんだけど、やっぱり当初の予定よりも来たい!という方がたくさん出て来て、おそるおそる店に人数増えても良いか電話を入れたら「打ち上げで使うって聞いてたから二階の席全部あけてたヨ」と。もうね、人間愛というものを感じずにはいられなかったよね。ちょっと最初の酒のサーブが遅かったのは勘弁してやってくれと打ち上げ参加者には頼んじゃったもんね、本当にありがたかったです。ワイキキ鎌田さんに言わせれば「しっとり系」なチャーハンがべらぼうにうまかった。ちょっとオイリーよりだけどくどさはなし。水煮肉片や青椒肉絲も萬寿山ほどインパクトが強いわけではないが滋味深さあり。もはやこっちの方が好みかもしれないまである。今年は12/2打ち上げでしか行けなかったけど、来年は折を見てここでしっかり目に飲み食いしたいと思っています。なおビールはアサヒだったはず。

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いかがでしたでしょうか?

今年ふと気づけた発見としては、意外と繁華街ど真ん中であればあるほど味優しくなる…?ということ。昼に労働者や学生の胃袋をガッツリ満たすことも、夜に散々っぱら痛飲した果てにあった終着地として優しく包み込むことも出来る町中華はやはり偉大であります。

なお、今回のラインナップに加わらなかったものの、MVP級にうまいと思ったのは福楼のラーズーチーでした。辛いは旨い、辛いこそ旨いなんだよ。

完全ではないものの、外での飲み歩きに関してはだいぶ人の流れが元に戻ってきつつある今、皆さんにもいろんな飲食店の場での思い出が生まれた一年だったかと思います。まだ戻って来れていない方の帰還を心から待ちつつ、出来る限り景気回していこうぜのスタンスで来年も楽しくヤっていきましょう。