空中日記

日記というからには毎日書きたい

0143 酒気帯びが選ぶGRAPEVINEの10曲(2016年6月現在)

01. 無心の歌
02. 君を待つ間
03. SPF
04. きみが嫌い
05. ふれていたい
06. 手のひらの上
07. lamb
08. 光について
09. here
10.  鳩

最近Twitterの自分のタイムラインで「#GRAPEVINEの曲から10曲選んで趣味を晒す」というハッシュタグが流行っていた。このブログをずっと読んできたひとならわかると思うけど、このGRAPEVINEっちゅーバンドだけには目線がミーハーになっちまうというか、自分の価値観や行動原理に大きく影響を受けており、心の中のやらかい場所を締め付けられまくりなのです。ちなみにSetmonoというバンドで一緒にやってたドラムのハヤシ君なんかはTHE NOVEMBERSがその対象らしい。その話を聴いた当時なるほどね~って思ったものだ。あの人全然髪長くないけど。

んで、これである。あえて10曲に絞ってみた結果、先に触れた「価値観や行動原理」に響いてきやがった曲たちばかりになった。「僕とはこういう人間です」と説明するのならば、下手に自分の言葉を使って話すよりもずっと「こういうの好きなやつです」と言ったほうが分かりやすい気さえする。何度も触れてる通りかなりパーソナルなところに引っかかるものばかりなもので、これを「ああいいよね分かるわかる」と言われすぎるのも釈然としないんだろうなとか思ったりもする。「なんも分かっちゃいねえよコノヤロウ!」となってしまうのかもしれない。めんどくせえな。

でも、なんつーかそういうことなんです。素直になれなかったり、物事の筋を理解しているはずなのに「それでも」と感じたりしているその心にGRAPEVINEの音楽はとてもマッチします。敢えて何かの言葉を使って形容するなら「それでも」の音楽。喜怒哀楽だけでは計り知れない人の心のお伴をしてくれます。でも最終的に行くか戻るかやるか辞めるかは自分次第だぞと最後は言ってきます。そんな音とメロディーと言葉をこのひとたちは僕にはくれます。

とはいえ!です。先述のとおりホントただのいちリスナーとしてミーハーであるわけですが、音楽的な進化・深化の凄まじさも少しは触れたいところ。まもなくデビュー20年になるのにも関わらず、目立った活動休止がないままほぼ年イチペースでアルバムを作り続け、ライブツアーもしっかりやり遂げているところ、実はめちゃくちゃすごいんじゃないかと思うわけです。もうサポートメンバーと呼ぶにはあまりに存在のでかい2人含めた5人のバンドとしての充実っぷりはここ数年毎回ツアー見に行ってる者として実感しております。ずーっと右肩上がりを続けているような気がします。もっというなら14番目の月がフォーエバーに続いているという感じがします。ものすごく緩やかではあるのだけど、確実に上がり続けている。それが本当にすごい。解散マジ勘弁。

秋にトライセラと2マンやるみたいだからそれには絶対行こうと思う。この前のアルバムツアーは完全に失念していて、ライブやってるころには柏でバカみたいにハイボールずっと呑んでたからさ。