空中日記

日記というからには毎日書きたい

0168 錆びたギターを背負って

在来線の線路を走る、秋田新幹線こまち95号の車窓から。

なぜ、今僕が秋田新幹線に乗ってるかというと、ツツジストックという僕主催してるライブイベントで長らくフードやってくれてた近藤馬之介君のラジオに出るため。彼は今秋田の出戸浜で生活してる。

出演に際して、彼からは「おおまかな自己紹介や、自分のやっているバンドの音源、ツツジストックのあらましなどお話いただければと思います。」とリクエストをされて、一通り昔自分がやってたバンドの音源聴いてみることにした。1時間も喋るので、普段彼と呑んでるノリで話せば良いのだろうけど、ちったあ仕込んでおいた方が良かろうと思った。酔うといつも同じ話してると言われてしまったことがあり、それが悔しいのだ。

音源、それこそ10年くらいまったくCDケースあけていなかったものとかもあるし、最近めっきり辞めてた自分が歌詞かいたり曲作ったりしてたやつもある。今聴いても意外と聴けるな、てか良い曲じゃないか!と思う曲もあれば、やたら演奏のアラが気になる(昔は気にもとめていなかった)それもあり。

その曲たち、ラジオでかけてもらうつもりはないけど、楽しい気分になれました。その頃なりの一生懸命さがあるものは、ジャンルとか自分の今の好みとかは関係なく、ずっと死ぬまで聴けるなと思った。だからこれからも適当にやっちゃあダメだなと思った。青春時代とかそんな言葉で片付けてくれるなよ。お楽しみにはまだまだこれからなんだから。

日々忙しなくて、あんまり立ち止まって振り返りをするような時間はとれていない。そんなヒマがあれば寝ていたい。でも、なんでも良いんだけど、ふとよそ見したり、普段と違うステップで歩いてみたり走ってみたりすると、やっぱり気づけることいっぱいあって。

だから、これからも道草喰いまくっていこうと思うのでした。この気持ちは大切にしようと思い、書き留めておきたくなって、スマホをポチポチしてみました。