空中日記

日記というからには毎日書きたい

0292 仙台の町中華で剣道の団体戦組んでみた2023

風邪、ひいてませんか?去年の今頃コロナ童貞を卒業したワタシとしては一応元気にこの年の瀬を迎えられたことを嬉しく思っている次第です。

さて、かつてはこのブログ内で年末恒例としておりました「仙台の町中華で打線組んでみた」シリーズを久々にお送りします。しかしながら、ありがたいことに流行り病によって縛られていたワタシ個人としての行動制限がだいぶ緩まり、yodareとしての活動で仕事のない日の時間の多くを費やすことになったため、かつてのように空き時間を見つけては気になる店をディグるようなことがほぼ出来ませんでした。なので、仕事の昼休憩だったりで比較的良くお邪魔していた店を中心に5軒(つまり剣道の団体戦ですねっ)、ご紹介したいと思います。

先鋒 ちんまや

フロム仙台銀座。昼ならばもっぱらゴマの効いたまぜそば坦々麺(要は汁なし担々麺です)か麻婆飯を頂く。腹が減ってれば麻婆飯を半分にしてこの2つをセットみたく出来る。卓上のドロラー油?なるものが辛さよりもむしろ香りの高さが素晴らしいので結構たくさんかけてしまう。もともとは陳麻家なるチェーン?フランチャイズ?の店だったところから独立しているので大抵なに食べても間違いないです。そして、安い。個人商店で定食どれも1000円以下なの本当にありがたい。晩酌セットとかも凄まじいコスパ。超絶うまい!とかみたいなインパクトはないけど、来たことを後悔したことは一度もない。一人でも友達とでもおすすめ。なおビールはサントリーかアサヒだったはず。そして本筋から逸れる話題を。サッカー日本代表の監督である森保さんが2年だけベガルタで現役選手としてプレーしていたことがあるんですが、その時に新人選手としてベガルタに入団していた方がこちらの店主さんで、店に森保さんのサインが飾られているのは有名な話。そのサインには「ベガルタ仙台の元同僚より」。人が良い森保さんの性格出てる。

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次鋒 麺屋58

ラーメン屋やないか!!!と言われても仕方ない。仕方ないのは分かるけど、今年は本当に中華屋行ってないから語れることが少ないのです。そしてなによりこの店の凄さを語らせて欲しい。こういう店の使い方に対しお叱りをくらうことも承知でいうなら、あれだけ最高にコスパ良く美味い酒呑んで食べて腹パンで…というのを一軒で出来る店はなかなかない。まずビールがめちゃくちゃうまい。サッポロ樽生取扱店として券売機そばにガッツリアピールしていて、普段こういうところでビール呑む時はまず瓶で行きがちなところを試しにと思い生頼んでみたら下手な居酒屋よりよほどうまいビールが出てきて驚いた。管理行き届いているんだなと感心する。そして食券を渡す時にきちんと伝えればこの店の充実しまくりのトッピング類を酒と一緒に出してもらえる(皿盛りというやつ)。ここの鶏チャーシューやメンマ、わんぱくな気分なら豚テーキなんかをキンキンに冷えたビールとやればもうサイコーである。食券制だけど追加注文も嫌な顔せず受けてくださりマジで神だと思う。でもさすがに申し訳ないのでこういう店使いは夜の並ばずに入れる時間でしかやったことない(多分ヤバいオーダーする人だってことで顔覚えられてる)けど、ここのラーメンの美味さを知ってる人なら尚更味わっていただきたい。ちなみに締めはもっぱら昆布水つけ麺(塩ニボ山椒)か中華そばです。

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中堅 北京餃子

コロナ禍に一度行ってそれまで600円台だったなんかのランチメニューをコロナに負けるなってノリで500円にしていたという心意気に涙して以来、仕事の合間にちょっと職場からは遠いけど行ってきました。老朽化で一旦休業するというのもまあ頷けるような独特の雰囲気がある、あのフォーラス地下。yodareの前身バンドに僕が入った最初のライブが同じフロアのジャンクボックスだったり、学生時代に好きだった子と隣のカラオケ屋いったなとか、サークルの花見の場所取りで夜通し寒い思いして西公園にいたけど耐えられず一人で北京行って食ったときは沁みたな〜とか。なんか、もう、やたら良い思い出が詰まっていることにふと気づいてまた泣きそうになる。ここに来ると毎回本当に何頼むか迷う(なお学生の時は冷やしつけ麺AorBの二択。1kgつけ麺とかやる前のやつ。謎に酸味の効いたつけ汁と麺の上に乗る肉の炒め物?との味のコントラストがなんか好きだった)のだけど、そういや食べたことなかったなと思い油淋鶏をいただきました。肉!甘酢のソース!ネギ!米!以上!!潔し。そして相変わらず安い。うまい。これで良いこれが良い系。いやあこれで職場近かったら普段のそば神→はなまる→その日の気分…のループの中に「北京」としてガチで収まるんだかな…と思っていたら、なんと移転先がちょっと職場に近づくようなのでマジで来年度はお世話になること多くなりそう。"青春時代の思い出の味"とか言わせないんだわ。いつまでも俺の人生とともに歩んでってくれよな…!なおビールはサッポロ瓶。

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副将 温州菜館

今年は悪友たちとここで"朝方"にヤる機会、なにかとありました。打ち上げてた友達がまだ飲んでるというので早朝のサウナ終わりに乱入したり、素晴らしいイベントに出させてもらったときの打ち上げがココだったり。小上がりに靴脱いですっと座ってマルエフの瓶を待つときの気持ちがもう親戚の家に来たかのような安心感。ほんで閉店朝7時ってのがすげー。店員さんがオーダー漏らすのくらい全然許せる、また言えばいいんだし。人間みんなミスはするもんなんだし。それよりもその時間まで店を開けてくれることに対するリスペクトを絶対に忘れちゃいけないんだよ僕たちは。ここだと豆苗炒めとかチャーハンとかタンメンだとかがもうとんでもなく優しい。まあそういうモノしか受け付けない身体の時ばっか来ているせいでもあるんだけどね。反省しています。酒気帯びでしか来たことないので写真も撮っていません。気になる方は食べログとかで見てくだされ。コロナ禍をくぐりぬけて来た国分町の底力そのものみたいなお店だと思っています。

大将 楼蘭

12/2のTsutsujistockの打ち上げ会場をどうするか決めかねて、成龍萬寿山本店or楼蘭どちらが良いかyodareメンバーに事前に相談したところ、ほぼほぼグループライン上が満場一致でココがチョイスされた。よし分かったと予約をする。2階の掘りごたつ席がナイスだというのだ。最初は演者だけの打ち上げにしようと思っていたんだけど、やっぱり当初の予定よりも来たい!という方がたくさん出て来て、おそるおそる店に人数増えても良いか電話を入れたら「打ち上げで使うって聞いてたから二階の席全部あけてたヨ」と。もうね、人間愛というものを感じずにはいられなかったよね。ちょっと最初の酒のサーブが遅かったのは勘弁してやってくれと打ち上げ参加者には頼んじゃったもんね、本当にありがたかったです。ワイキキ鎌田さんに言わせれば「しっとり系」なチャーハンがべらぼうにうまかった。ちょっとオイリーよりだけどくどさはなし。水煮肉片や青椒肉絲も萬寿山ほどインパクトが強いわけではないが滋味深さあり。もはやこっちの方が好みかもしれないまである。今年は12/2打ち上げでしか行けなかったけど、来年は折を見てここでしっかり目に飲み食いしたいと思っています。なおビールはアサヒだったはず。

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いかがでしたでしょうか?

今年ふと気づけた発見としては、意外と繁華街ど真ん中であればあるほど味優しくなる…?ということ。昼に労働者や学生の胃袋をガッツリ満たすことも、夜に散々っぱら痛飲した果てにあった終着地として優しく包み込むことも出来る町中華はやはり偉大であります。

なお、今回のラインナップに加わらなかったものの、MVP級にうまいと思ったのは福楼のラーズーチーでした。辛いは旨い、辛いこそ旨いなんだよ。

完全ではないものの、外での飲み歩きに関してはだいぶ人の流れが元に戻ってきつつある今、皆さんにもいろんな飲食店の場での思い出が生まれた一年だったかと思います。まだ戻って来れていない方の帰還を心から待ちつつ、出来る限り景気回していこうぜのスタンスで来年も楽しくヤっていきましょう。