空中日記

日記というからには毎日書きたい

0267 お前のこと思って泣いてんのさ

チャーリーワッツの訃報を知ったときはめちゃくちゃにショックを受けたし、こうしてこれ書いてる今も落ち込んでいる。

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もう一回くらい、日本でツアーしてくれないかなとか思ってたんだけど、もう80歳だったんだね。昨今のストーンズのステージ、どうしてもキースのくたびれっぷりに目がいきがち(お節介承知だけど決してディスってるわけじゃないことは言っておく。くたびれてることが良い悪いとかの次元ではないのだよ)だったこともあってなのか、なんなのか、正直チャーリーに対して全然衰えてる印象なかったので、次のツアーに参加しないこと聞いても、まあ次は戻ってくるんだべとか思ってた矢先の出来事だったので、そりゃねえよって思った。和田唱なんかもまったく同じこと書いててびっくりした。

少なくとも、それなりの音楽好きとなのる人なら誰もがその名を聞いたことがあるバンドのドラマーでありながら、そのスタイルがあまりにも独特で、僕はいまだに彼のドラムを咀嚼できていなかったりする。なんでこんなグルーヴが成り立つんだろうって。分からない。摩訶不思議。でも、言うまでもなくそれがストーンズの魅力なんだよね。それは分かってる。すみません。

コロナみたいなことが起きる前、たびたびMarlowsの荒井君の家で夜通し酒飲ませてもらってたときにほぼ決まって友達みんなで見ていたShine a LightのDVD。今みんなで見たらもしかしたら泣いちゃうかもしれないな。それも叶えてくれないこのご時世を心底恨むぜ。

自分の人生と重ねてみるにはあまりにも偉大なバンドマン。だけど自分のバンドのみんなと死ぬまで音を鳴らしていたい…と思わせることをしてくれたのはあなたです。おかげさまで呪われてます。どうか安らかに。向こうで楽しくやっててほしいです。